〜中間管理職に相談しても問題が解決しない理由〜【ORIGINALS】
僕の職場(もうすぐ昔の職場となるがw)、中間管理職に問題提起をしても何も解決しない。(※今は僕も管理職ではあるんだけども・・・)
ここ一年見てきたが、色々な人(派遣社員や先輩社員など)がその中間管理職に職場の問題点を列挙し、伝えても改善しないのだ。
形だけなのである。
僕は、その【中間管理職】が「無能だからなのか?」と思っていた。
あまりにも下からも慕われなくなり、他の人たちも
『あの人に何を言っても意味ないよ。』
『相談する相手が間違っている』
『聞く相手が間違っている』
と言い始めるのだ。
全くもってその通りなのだが。
その理由が最近わかったのだ。
僕は最近、読書が非常にコストパフォーマンスが高いことに気づき始めた。
なので、休日の度に本を買いに本屋へ行っている。
今読んでいる本がこれなんだけども【ORIGINALS】
この本の名前は【ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代】
メンタリストの【Daigo】さんが紹介してたんだよね。動画で。
実は世界で【世界の経営思想家】が選ぶ読むべき本で選ばれていたそう・・・
僕は、「面白そうだな」と思いながら、一冊だけ本屋にあったので買って読んでみた。
この本、かなり面白いw
例えば、ノーベル賞の受賞者と普通の科学者で何が違うのかと調べたら、
ノーベル賞を取る人間は【音楽】や【ダンス】などの芸術に関わっている割合が高かったなども書いてあったりする。
(※発明しようと思うと、発想が大事で何かしらクリエイティブなことにも手を出している人がそういうことを達成しやすい。)
僕は、独立を考えていたので運命を感じた。
是非とも、【独立したい】や【なんか発想が欲しい】と思う人は読んでみて欲しい。
でだ。
話を【中間管理職に相談したところで問題は解決しない】というのに戻す。
僕がさっき紹介した【ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代】に説明が書いてあったんだ。
まずこの本で書いてあったのが
・【他者や習慣に立ち向かうことを厭わない人】
=
【得てして「トゲ」のある人】
この本で伝えたい真意は、何でもかんでも「それは素晴らしいねwウンウンw」と同調し、対立をしようとしない人は正直なところ相談したところであまり解決はせず、
「若干、批判的であり対立思考のある【トゲ】のある人に何かアイデアを相談した方が上手く行く可能性が高い」というもの。
それは、「いつもウンウンwww」言っている人よりも、ユニークな人に提案した方が上手く行く可能性が高いという話である。
研究では、現状をどうにかしようと
異議ありぃぃいいい!!!!
と訴えたことのある【管理職】
は新しいアイデアに寛容である傾向にあったそうだ。
こういう管理職は【組織をより良くすること】
を重要視しており、成長の意欲がある。
組織にひたすら従って、挙句に欠点に目をつぶることがない。
その話の流れで【中間管理職】=【同調傾向】
ということが【社会科学者研究において随分前に証明された】という話が出てくる。
①【トップの人間】
は既に【他とは違うと思われている】ので、一般的でない行動をとることが当たり前とされる。
②【地位の低い人間】
つまり、入社して1年目とかの下っ端だ。
この層は、実は【ORIGINAL】な行動を取るべきなのであるそう。
何故なら、失う地位もまだ確立しておらず、【失うものはない】上に【得るものしかない】そうだ。
だから、実際は下の時にガンガン個性を発揮したりしていく方が良かったりもするのだ。
さあぁ〜〜〜て、本題。
中間管理職
↓
③【中間管理職】
この層は、下と上の間の地位で、つまり【不安定】な職位なのであるが、それが『現在の自分の地位を失う結果に繋げたくない』だけども今の
『尊敬は欲しい』この点から
『右へならえ』の同調性を重んじ、集団の一員であることを自分に価値があると示す。
そう、だから自分の地位への危険には繋がらないように形上は上手くやりくりしたりするのだ。
僕はこの本を読んだ時に、だから誰も自社の中間管理職に相談しても
【問題が解決しない】のだなとwwwww
素晴らしい。
と言うことは。
本当に現状をどうにかしたいのであれば、もっと上にすっ飛ばして【トップ】ぐらいにいうべきなのだろう。
何故なら、中途半端な職位は決定権もないので、どうしようもないからだw
うぬ。素晴らしい。
みんなの疑問が解決した瞬間であった。