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AMI薬局代表 気まぐれ更新

"ネット荒らし"ネット環境が発展する現代社会で誰もが知っておかなければならない【自己愛性パーソナリティ障害】

ここ10年間の間にIOT、5G等の様々なインターネットを利用した発展・技術が騒がれている。

 

近年(2020年〜2021年)では、テレビからYoutubeへ参入していく芸能人も増えてきているだけではなく、一般人においてもコロナウイルスによる影響等もありオフラインよりもオンラインのYoutubeSNSライブストリーミングAPPへの参入が急増している。

 

こうした背景の中には大きな問題が隠れている。
また、現代人はその問題点についてよく理解し、認知しておく必要が間違いなく求められることだろう。

 

その大きな問題点とは何か?

例えば、現在ニコ生〜Youtube等で幅広く活躍しているような、TVで【メンタリストDaigo】として売れていたDaigoさんも「知っておくべきだ」とそれに関する書籍等を紹介し、触れている。
(※最近、ラジオ替わりに垂れ流して聞くのにハマっている)

また、パーソナリティ障害】について研究を行っている研究者の方等も
芸能人だけでなくYoutuberやブロガー等の人目に触れる機会が増える方は今後、確実に知っておくべきだ。』とも指摘している。

 

さて、そんな色々と注目されている

この【パーソナリティ障害】とは、一体なんなのか?

まず前提として必ず知っておかなければならない事がある。

人は誰しも必ず【パーソナリティ障害】〜〜【神経症】の何処かに属している。


(パーソナリティ障害)-1--------------0-------------+1(神経症


つまり、理想的な人は【0】地点に位置する。
-1に振り切っていると所謂【サイコパス】と称される。
※現代人は簡単にサイコパスという言葉を他者に用いるが実際、「本物のサイコパスは専門家等ですら現実世界では滅多に出会えない存在である」と指摘されている。
※しかし、そんな類稀なる存在にもネットでは出会える可能性が十分にあるとのこと。

-1に近づくほど、他者を気にしない行動をとったりする。
+1に近づくほど、「私なんかがあの人に話しかけたら迷惑じゃないかな?」等の良心の部分が強く出過ぎて一人で悩みを抱えたりして病んでしまう。

パーソナリティ障害・・・三者等の他者を巻き込む傾向がある
神経症      ・・・一人で悩みを抱える傾向にある

 

簡単な見分け方は、「他人(周囲の人間)を巻き込むか?の有無」である。

また、パーソナリティ障害には種類がある。
神経症にも種類がある。

しかし、今回の話題で触れている【ネット社会の進む現代社会で必須の知識となるのは『"自己愛性"パーソナリティ障害』である

 

自己愛性パーソナリティ障害】は非常に厄介である。
(※そう云われる所為は薬により治療をする事ができないからである。)

可能性のある治療方法として【行動認知療法】等が挙げられているが、海外とは異なり日本ではまだまだ浸透すらしていない。
なんなら医療従事者でさえ、習う事が殆どないのである。(薬での治療法がないため)

 

例えば、統合失調症であれば"ドパミン神経系の過剰興奮"から存在していない声や人、物が聞こえたり視えたりする。
そのため、薬でドパミン遮断薬(ブロッカー)を投与するなどして抑える事で治療を行う。

ところが【パーソナリティ障害(人格障害)】は、薬で強制的に変える事が難しいからかもしれない。(コレは私の考えである)
※薬剤師である私自身、大学〜社会人を通して習った事がなく、興味を持ち、本を読んだりして学ばない限りは知らなかったと思っている。

 

それでは、まず【人格】はどうやって形成されるのだろうか?
50%は遺伝
残りの50%は育った教育環境
である。

つまり、遺伝と教育環境の影響から人格形成が生じているのである。

【パーソナリティ障害(人格障害)】には種類があると触れたが、現代人が最も気をつけなければいけないのは何度も触れている
自己愛性パーソナリティ障害】の人である。

自己愛性とは、簡単な話"ナルシスト"の一部?であるのだが一般の方は1つ注意して理解して頂く必要がある。

注意点
まず"ナルシスト"には大きく2種類(type)が存在することを必ず理解すること。

 

良性ナルシスト(ポジティブナルシスト)

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ナルシストではあるが、目標とする将来像や自分像がありそれに向けて素直に努力ができるナルシスト。

実際に能力値も高くなり、ナルシストに相応しい能力を持つ人もいるだろう。

 

悪性ナルシスト(ネガティブナルシスト)

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コチラが要注意のナルシストである。

自己愛性人格障害となり、コレだけではなく様々なパーソナリティ障害を併発することも。
自分は素晴らしい、特別なんだ(特別扱いをしろ)』という考え(自己愛)はあるけれども、現実世界での実際の自分とは剥離があることから"妬み"や"嫉み"を持ちやすく、劣等感を抱えやすい。

良性ナルシストであれば、自分を理想に近づけるために努力するために他者を巻き込まないのだが、 悪性ナルシストの場合は異なる。

 

よく考えてもらえばわかるが、【自分を高める努力はしないが妬みや嫉みを感じる人】は自己正当化を行うために何をするだろうか?
自分を上げる(高める)事ができないのであれば、対象者の嘘の悪口等を言いふらしたりする事により対象を下げる方向へと行動が向かう。

そのため、海外の例として触れられているのは【自己愛性人格障害】を併発していたり【マニピュレーター】に分類される人々は、優秀な部下を「応援している」と建前では言い放ちながらもゆっくりと出世競争から離脱させる為に狡猾(ずる賢い)な手段を用いて潰したりする。

その為、意外にも経営者や企業内で出世している場合も少なくない。

海外では、この【自己愛性パーソナリティ障害】に関する研究などが行われており、海外での研究者等が執筆した書籍が和訳され日本でも販売されている。


その為、Youtuberやブロガー等でバズったりすることで人気化し、人目に触れる機会が増えた方には高確率で【自己愛性パーソナリティ障害】の人に絡まれる機会が増えると指摘されている。
※そもそも誰も観ていないYoutuber等には自己愛性パーソナリティの人も妬みや嫉みも湧かず、自己愛が傷つかないので絡むことも殆どないだろう。

自己愛性人格障害】や【マニピュレーター】狙う人の特徴自分よりも優れた存在であり"将来性のある人間"であると指摘されている

 

それは「あの人は何が凄いの?」と他者に言う。

ある事ない事(嘘八百)を周囲に言いふらす。

あらゆるズル賢い手口で色々と迷惑行為を行ってくる。

 

コレらの行動は、自分からは何も行動をできないが「自分は凄い存在である」と思いたい自己愛が、自分よりも明らかに優秀であったり人気な存在を目の当たりにした際に傷つくので、それをどうにか耐えようとしたくて行うとされる。

 

コレはネットという環境が良くも悪くも自身よりも優秀な人間の存在を目にする機会が増やしてしまったので、目をつけられる人も増えることでしょう。


しかし、貴方がそのような被害にあった際、貴方は目をつけられるだけの目立つ魅力的な存在という事です。
一つの試練が来たと思い上手く対処しましょう。

 

また、自己愛性人格障害】に加え、いくつかの人格障害を併発している人を相手にする場合、対処は非常に困難になります。
悪化して厄介な人格障害を併発してくると対処方法はかなり厄介になってきます。

※相手の手口も相当にズル賢いため。

 

なぜなら、自己愛性人格障害加齢と共に悪化し、様々な種類の人格障害を併発していく事が専門家(ジョージ・サイモン氏)により指摘されています。

そのため、真面目な人は真っ向から向き合って相手を変えようとしますが、不可能です。

世の中にはそういった「治せない、変えられない人間が存在することを知る必要がある」と専門家等によって指摘されています。

誰も注意をしてくれなくなる成人以降に自己愛性人格障害となっている方は、加齢とともにブレーキがなくなるのでドンドンと悪化していき、救えない存在になります。

幼少期〜成人するまでの人格形成における育った環境要因(人格形成の50%を占める)が非常に重要なのです。

 

もし30代中頃〜50代で"もしや?"と思われる人がいた場合には少し注意が必要です。

基本的対処方法は【無視一択】とされています。

※両親が自己愛性の場合や夫がモラハラ夫で自己愛性の可能性があるなどの身内の時が最も大変で、貴方が我慢するか、離れるかしかありません。

コロナウイルスの影響で配信業をする方が増えてきている現代人にとって認知しておくべき重要な課題だと思われる。